第11回『日経BP広告賞』は、2004年1月〜12月に日経BP社・日経ナショナル ジオグラフィック社が発売した36誌に掲載されたすべての広告が対象になっています。
また選考に当たっては、読者の広告に対する資料請求件数、広告の注目率調査の結果なども考慮しており、「読者の反応を反映した広告賞」です。
2005年1月17日、審査委員に抜擢された弊社CEO酒井光雄を中心として、蟹瀬誠一氏(ジャーナリスト・キャスター・明治大学教授)、香山リカ氏(精神科医・帝塚山学院大学教授)、園田恵子氏(詩人)と共に「日経ビジネス アソシエ」、「日経マスターズ」、「日経エンタテインメント」、「日経ヘルス」、4誌の受賞作品を選考しました。
2月15日に行なわれた最終審査会では、「最優秀広告賞」1点と「優秀広告賞」2点が選ばれました。
− 最終審査員は下記の方々です −
委員長 亀井 昭弘 (早稲田大学 商学部 教授)
委員 漆畑 修 (東邦大学医学部附属大橋病院 第2皮膚科学講座 助教授)
小倉 善明 (日本建築家協会 会長)
片平 秀貴 (丸の内ブランドフォーラム 代表)
酒井 光雄 (ブレイン ゲイト 代表取締役)
桜井 貴康 (東京大学 国際・産学共同研究センター 教授)
佐藤 希 (日本広告主協会 雑誌委員会専門委員長)
柴田 常文 (博報堂シーアンドディ 代表取締役社長)
武市 斌臣 (電通 コミュニケーション・デザイン・センター 理事)
御立 尚資 (ボストン コンサルティング グループ 日本代表)
矢野 貴久子 (カフェグローブ・ドット・コム 代表取締役)
嶌田 良彦 (日経BP社 常務取締役)
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【 最終審査会 審査委員 酒井光雄 講評 】
広告は世の中を正確に反映し、時には時代の深層をも垣間見せてくれる。今年の日経BP広告賞の候補作品は、ソフトウエアやサービス商品が目につき、広告の切り口も人間性を重視した作品が多いという印象を受けた。極めて高度なテクノロジーが予想を超えたスピードで社会に拡がっていることが、その背景にあるからだろう。
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今回の受賞作品にも、そうした社会的な要素が反映され、その上で日経BP社の雑誌メディアの特性を活かし、卓越した広告表現の作品が選ばれることになった。
惜しくも受賞を逃したが、『日経ビジネス アソシエ』に掲載された日本アイ・ビー・エムの「オンデマンド・ビジネス」シリーズ広告は、若手ビジネスマンという読者特性を踏まえた美しいカラービジュアルでオンデマンドビジネスに取り組む企業色を出しながら、それをIBMの色に転化させて見せた点は秀逸で、私は評価した。
日経BP社の雑誌メディアはコンセプトと編集テーマが明確にされている分、読者も絞り込まれている。そのため広告主は極めてビジネスライクに各雑誌の読者特性と、自社あるいは自社商品に最適なメディアを選び、広告を出稿している。それが個性ある誌面と広告とを融合させ、日経BP社独自のメディア価値を生み出している。
その一方で同じ読者を対象にしても、読み手のオフタイム心理を踏まえた商品やサービス、あるいは企業の広告が少ないことに気付いた。この点に注目した広告主が登場すると、読者に新たな心象を与え、大きな広告効果を発揮できるはずだ。また雑誌メディアの価値を更に高度化する存在として、広告が機能するに違いない。
広告主を見れば、そのメディアの力はわかる。今回の最終審査を通じても、このセオリーが実感できた。 |
【 2005年2月15日に行なわれた最終審査会 】
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